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葛尾村の歩み

初夏に訪れてから半年。紅葉も一段落した晩秋の葛尾村を訪れた。2013年11月28日

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葛尾村 - 2013年11月28日

初夏に訪れてから半年。紅葉も一段落した晩秋の葛尾村を訪れた。春にも除染が進められていたが、現在はさらに広大な山の除染の作業が勧められている。

現在の避難者数は県外98名、県内1,412名で計1,510名。村が発表する住民意向調査の結果※1をみると、持ち家率85.6%となっており、そのうちの自宅の状況は

「カビが発生」「動物が侵入した痕跡」「雨漏りの形跡」「屋内の放射線量が高い」等で修繕・環境整備が必要な状態だ。また将来的な帰村に向けては、「現時点でまだ判断がつかない方」のうち、生活用水の安全性や放射線量の低減の目処、インフラ整備や他の他の住民の帰還状況、事故収束や廃炉状況などの原子力発電所の安全性に関する問題※2が鍵となっているようだ。

元来自然豊かな葛尾村。古き良き日本家屋が残り、家屋とその周りに広がる自然との調和がすばらしい地域だ。この美しい自然を残す為にも、人の手が必要な部分もあり、住民の帰還は必須となる。我々は自然の治癒力を信じつつも、次世代によりよい自然を残して行く為に、専門家のみならず、自然を愛する一人ひとりが協力しあらゆる知恵を絞って環境を整え、歩んでいかなければならないだろう。

 

【関連コンテンツ】

自然と共存する葛尾村で

 

【引用サイト】

※1葛尾村HP(平成25年11月1日現在)より参照

※2葛尾村HP 葛尾村住民意向調査 調査結果(速報版) より参照

 

 

レポート:鈴木さとみ|情報レンジャー@福島

 

http://gigapan.org/gigapans/145536