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福岡の女子高生の学び

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南三陸町 - 2012年10月02日

被災地は最高の教育の場。もっと色んなところから来るべきだ。そうおっしゃるのが「筑紫女学園高等学校」(福岡県福岡市)の中嶋利昭校長先生。

筑紫女学園高等学校の生徒さんの有志一同が、被災地での研修旅行として宮城入りしたのが10月1日。総勢52名。そのうち、生徒さんは44名。ただ、実際には生徒さん140名以上の応募があったのですが、飛行機の座席の都合上、抽選で選ばれた44名です。10月2日の午前中は二班に分かれてのボランティア活動。幼稚園と瓦礫処理の二班。どちらに行くかは自分自身での選択です。11名の生徒さんが幼稚園を選択し、園児と触れ合うために南三陸町の「あさひ幼稚園」の園舎に到着したのは午前9時。

当日はあいにくの雨模様でしたが、彼女たちが来た瞬間から園児たちは大喜びで超興奮状態。園舎内で大暴れです。あさひ幼稚園の現園舎は、旧園舎が津波で流されてしまったために新たに高台に作られた木造建築です。新園舎の建築の経緯などについては下記の記事もご参照下さい。
塩害杉で作る幼稚園

元々、今回の研修旅行では全員が瓦礫処理のボランティア活動を行う予定でした。ところが、一週間ほど前に中嶋利昭校長先生の知人を通じて幼稚園の話が舞い込み、幼稚園で子どもたちと触れ合うか、瓦礫処理かの選択で好きな方に行くことになったという経緯があります。今回は幼稚園に来ることを選択した生徒さんたちの動画です。校長先生のお話はもちろん、数名の生徒さんにも感想や今後の意識を聞いております。動画内にてご覧下さい。

もう一方の瓦礫処理班については、下記の記事にて紹介しております。
浜に活気が戻った日

筑紫女学園高等学校

レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城