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浜に活気が戻った日

行く前と比べると、まさにビフォーアフター。人が2倍も3倍も成長したと思う。研修... - 2012年10月2日

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浜に活気が戻った日

南三陸町 - 2012年10月02日

行く前と比べると、まさにビフォーアフター。人が2倍も3倍も成長したと思う。研修旅行の成果について「筑紫女学園高等学校」(福岡県福岡市)の中嶋利昭校長先生がおっしゃった言葉です。ただ、ボランティア作業の日程を半日にしてしまったのを悔やんでおりました。この様子なら丸一日をボランティア活動に当てても良かった。ただ、子どもたちのことを考えると、計画の段階では丸一日作業させる勇気を持てなかった、と。

今回の研修旅行は応募制なので、来た生徒さんたちは、元々意識の高い子ばかり。それは現地での作業を見ていても、会話していても感じました。そのような子たちが、このような風景を目にし、そして瓦礫撤去作業に従事することで何も感じないはずがありません。彼女たちは今回の経験で何倍も成長し、その成果を自分の人生に、また、社会のために役立てて行くでしょう。期待していましす。

作業風景を見ていると、黙々と作業するだけではなく、あちからこちらからキャッキャ言う声も時折聞こえました。被災地でのボランティア作業中にけしからん、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この声が南三陸町細浦地区の皆様に好感を持って迎えられた一つでもあります。震災以来、人も明りも消えた浜に久しぶりに響いた若い声。昔の活気が戻ったように感じられて本当に嬉しかった、と、地元で「天門屋」という自然薯と蒸しパン販売のお店をやってらっしゃる千葉茂喜さん。瓦礫の片付けや幼稚園での触れ合いももちろんなのですが、実は「南三陸町に来てくれた」ことが一番の貢献だったと思います。

今回の研修旅行で見たこと、聞いたこと、感じたこと、決して忘れないで下さい。そして、いつの日か、復興しているであろう南三陸町を見に来て下さい。お待ちしております。

もう一方の幼稚園班については、下記の記事にて紹介しております。
福岡の女子高生の学び

筑紫女学園高等学校

レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城