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復興公営住宅@郡山

福島県が、東京電力福島第一原発事故に伴う避難者を対象にした災害公営住宅のモデル... - 2014年3月4日

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復興公営住宅@郡山

郡山市 - 2014年03月04日

福島県が、東京電力福島第一原発事故に伴う避難者を対象にした災害公営住宅のモデルルームが2月28日郡山市の県郡山合同庁舎敷地内にオープンした。公開されたのは2LDK(55平方メートル)と3LDK(70平方メートル)を1戸ずつ。先にオープンしたいわき市小名浜の間取りよりも5平方メートル狭い間取りになっている。訪れた日は、来場者が80名程度。富岡町、浪江町、双葉町、大熊町の住民らが主として見学に訪れた。

「流浪の民ですから」

と、笑いながら話す富岡町出身のAさんの自宅は帰宅困難区域内。震災後、避難先を4箇所経由した後、11月ようやく今現在の郡山市内にある仮設住宅に入居した。現在は、夫と4畳半2間をカーテンで仕切った間取りで避難生活を続けている。

表情の奥には、震災後の状況変化、現存する自宅に帰ることができないという葛藤を経ながら前向きに生きることを決め、現在のように笑えるようになったという震災後の心理変化がみてとれる。しかし「仮設住宅内の住居者は、まだまだ真の意味で陽気な気持ちにはなれないという状況」だと、語る。「住宅を決めて、早く落ち着きたい」というのが、本音だ。

震災から3年が経過。避難者は、窮屈な仮設住宅を出て、安住の地を求めている。他県とも違う復興のあり方。まずは、こういった復興公営住宅などを利用し、生活の基盤となる住居を確保し、新たなスタートにしていただきたいと強く願う。

 

災害公営住宅モデルルーム(郡山市)の開館時間は午前10時~午後5時まで。毎週水曜日と年末年始以外の開館となる。

【お問い合わせ】県復興公営住宅入所支援センター:電話024-522-3320

 

レポート:鈴木さとみ|情報レンジャー@福島