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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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相馬市 - 2014年01月22日
「ワンワン」という声と共に飼い主が犬と、海岸沿いで軽トラックで車を走らせている姿に少し微笑ましい気持ちになる。
ここは相馬市岩子地区。現在、津波による瓦礫などは片付けられており、津波による道路の復旧工事が進められている。
この近くの松川浦漁港も津波で大きな打撃を受けた。海から顔を出す竹の棒はヒトエグサ（アオノリ）の養殖用。以前は，一年を通してアサリ漁が行われていた。震災以降は漁業の自粛があり、年間を通して水揚げの試験操業が行われるが、未だ種類も限られる。昨年10月には3年ぶりにシラス漁が再開され、週2回ペースで小型船の出港が11月まで続いた。少しずつであるが漁業にも変化が見られる。
震災以前から朝日が昇り、夕方沈み往く日々は変わらない。震災で人や家屋、物、失ったものは大きい。しかし、太陽は変わらず人々を照らしてくれる。大きな災害を経験したが、「人々の諦めない再起」に期待したい。
レポート：鈴木さとみ｜情報レンジャー＠福島