助けあいジャパン 情報レンジャー

新地マイタウンマーケット

「将来はデザイナーになりたい」 目を輝かせて話す子どもには将来の希望に満... - 2013年12月21日

さまざまな支援のカタチ

福島県新地町の動画をすべて見る

福島県 > 新地町 > 新地マイタウンマーケット

現在の福島県 情報レンジャー
福島県 情報レンジャー
  • 安田 希代美

    安田 希代美

    福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代

  • tsugunori-chiba

    千葉 胤典

    福島県田村市出身 筋トレ本が好き、ちょっとメタボな30代。

  • Satomi-Suzuki

    鈴木 里美 (~2014.3まで)

    福島市出身&現在住 放浪渡豪経験のある、歌とコミュニケーションが大好きな人間W@TCHER & 傾聴M@NIA

  • Takuma-Nishizawa

    西澤 拓真 (~2013.8まで)

    福島市出身 デジタルガジェット大好きいつもネットにつながる事が生き甲斐のインドア一番下っ端の20歳

  • michi-ishizuka

    石塚 通 (~2013.3まで)

    福島県郡山市出身郡山在住 犬と子どもとわが町大好き!常にポジティブグラフィックデザイナー

  • Kiyotaka-Ono

    小野 清隆 (~2013.3まで)

    福島県伊達市出身 二匹の愛犬 プリンとラブを連れてキャンピングカーで日本一周を夢見る50代

  • Katsuhiko-Watanabe

    渡部 克彦 (~2013.3まで)

    福島県会津若松市出身 無口 慎重派 興味を持ったことに時間を忘れて没頭する子ども溺愛親父

サポート企業

Supported by

新地マイタウンマーケット

新地町 - 2013年12月21日

「将来はデザイナーになりたい」

目を輝かせて話す子どもには将来の希望に満ちあふれている。

新地町小川公園仮設住宅内で開催された第9回マイタウンマーケットにおじゃました。震災後から仮設住宅敷地内に暮らす5人の子ども達を中心に、冬休み夏休みなどの学校がない休暇時に向け、模擬店舗にてそれぞれがやりたい店を出店。自らのアイディアを形にするという取組みで、企画から店舗制作・販売などを大人たちの手を借りながら年に数回ある開催日に向け、下校後や土日を利用して準備を進める。

マイタウンマーケットの仕掛人である北澤潤八雲事務所の北澤潤さんは、震災後すぐにボランティアセンターを通じ、新地町に入った。北澤さんのアーティストという領域から働きかけられることを、と始めは避難所で2m四方のゴザをひたすら網み続け、被災者が自発的にやりたいという意欲を待った。すると最初に反応してきたのは、子ども達。ゴザを一緒に編むうちに、カフェをやりたい、お店をやりたいなどの声があった。北澤さんは、「心を動かす場、機会を地域に創り表現する心を失わずに地域全体で関わりながら、創造していく形をつくりたい」と創造の心が現実化するこの「マイタウンマーケット」の継続的な支援、全体運営を継続する。

自らやりたいことをプレゼンテーションし大人に訴えかけ、賛同を得られれば店舗づくり、準備運営に入るといった店舗企画、運営活動は、彼らの人生に大きな価値ある影響を与えるに違いない。震災で失ったものは大きいが、そこから新たに楽しみながら踏み出す力を子ども達から教わった日だった。

【情報レンジャー関連コンテンツ】
復興モデルスタディツアー
再起に向けた新旧の歩み
新地町県道38号

レポート;鈴木さとみ|情報レンジャー@福島