安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
安田 希代美
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千葉 胤典
福島県田村市出身 筋トレ本が好き、ちょっとメタボな30代。
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福島市出身&現在住 放浪渡豪経験のある、歌とコミュニケーションが大好きな人間W@TCHER & 傾聴M@NIA
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石塚 通 (~2013.3まで)
福島県郡山市出身郡山在住 犬と子どもとわが町大好き!常にポジティブグラフィックデザイナー
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福島県伊達市出身 二匹の愛犬 プリンとラブを連れてキャンピングカーで日本一周を夢見る50代
渡部 克彦 (~2013.3まで)
福島県会津若松市出身 無口 慎重派 興味を持ったことに時間を忘れて没頭する子ども溺愛親父
浪江町 - 2013年12月06日
初めて防護服を着た。「この数値ちゃんと写真撮ってよ!」と頼まれた浪江町の帰還困難区域では、地面に置いた放射線測定器の測定上限を超える箇所もある。その中で除染作業員が働く様は、まるで異次元の世界に見えた。
環境省は特別地域内除染実施計画に基づき、仮置場確保などの除染業務発注に必要な条件が整った地域から本格除染の発注を行い、浪江町も本格除染及び先行除染が25年10月から始まった。帰還困難区域の中で農地中心の大堀地区と、住宅地の割合が多い井出地区の除染の進捗状況の一例は、6~8μ㏜あった場所も2~3μ㏜の減少が見られ、一定の効果はあったようだ。
農地の復旧と地域農業の再生を図るため、農地の保全管理や営農再開に向けた提言及び実証等を行うことを目的とする民間団体「浪江町の農業・農地を考える会」の現地視察に同行した当日は、避難指示解除準備区域にある、野菜の実証栽培地2か所も訪れた。
畑のモニタリング協力男性は、町外から週に1~2度浪江町に通い、反転耕などの除染をしながらダイコンやハクサイなどを作っており、検査時期や野菜の種類ごとに県の職員や町職員との連携の上、注意深く数値を調べている。原発事故後風向きの影響で、放射線の数値が0.1~0.25μ㏜と低い地域なこともあり、ハクサイやダイコン、ホウレンソウから放射性物質は検出されていない。
担当農家が「農作業は実に癒されるんです」と発せられた言葉に参加者一同も和んだ。浪江町は中心部が海岸寄りで比較的放射線が低く、数年後には住民の帰町を視野に入れ動いている。故郷に戻ってからも営農や家庭菜園ができるよう、今から科学的にも心理的にも、現状を把握して行動を起こせる”きっかけ”の官民一体となった新しい取り組みが始まった。
レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島