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放射線スタディバスツアー

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放射線スタディバスツアー

いわき市 - 2013年12月04日

福島県の農産物はどのように検査が行われているのか?

多くの消費者の声を反映させ、12/4いわき地域復興センター主催による「放射能検査施設見学バスツアー」が行われ、同行しました。 主催者は、今まで自家栽培した野菜などの持ち込みで検査をしていたが、店頭販売の農産物の検査による多くの疑問に耳を傾け、今回のバスツアーを企画しました。

集合場所のいわき明星大学では、化学技術部の大学院生による震災後の取り組みの説明を受け、参加者らはメモを取りながら質問したり、説明の内容に納得したりと、熱心に聞き入っていました。次に同大学の環境放射線測定室へ移動し、ミンチ状にしたサンマをサンプルにした放射線測定の様子を見学。通常はカッターの刃をその都度使い捨てにするのですが、効率化を図るためフードプロセッサーを使いミンチにしていました。器具に関して水洗い後に再度超音波洗浄をし、放射性物質が残らないのを実証済みという話しを聞く事ができました。

次に場所を変えて、いわき市四倉町にあるJAカントリーエレベーターでは、お米の検査体制を見学。25年産米のいわき市で収穫されたお米の検査はまだ全て終わっていない状況でしたが、24年産米は約57万袋のうち、基準値を超えたお米は1袋確認されたとのこと。お米は100ベクレル以下を基準値としていますが、実際にはより網の目を細かくし、76ベクレル以下を出荷対象としていることがわかりました。

参加者の1人は「常に放射線量の事を意識しながら日々料理をし、今回放射線測定器も見る事が出来て、とても勉強になった」と話してくれました。主催者側は「参加者にアンケートを取り、その結果を踏まえて次に繋げたい」としています。今後このようなツアーが福島全域で活発になればと思います。

 

レポート:ふるさとの絆電子回覧板いわき市担当 小岩ゆかり|情報レンジャー@福島