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二本松市 - イベント 祭り

復興なみえ町十日市祭

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復興なみえ町十日市祭

二本松市 - 2013年11月23日

「あやや~久しぶり」と、シャトルバス停留所で声が聞こえた。二本松市の駅前で行われた【なみえ町十日市祭】は、震災直後に自衛隊や警察、消防の方が小学校の黒板にメッセージを書き残した“レプリカ”が贈呈されるなど盛りだくさんのイベントとなりました。

明治6年に産業振興と経済の発展のために始まり、当町の年中行事の中でも最大の行事として、農家の収穫の済んだ旧暦の10月10日を中心に行われていたのが名前の由来です。その後は日取りを変え、毎年11月の下旬を中心に3日間全町をあげて開催されていましたが、原発事故で避難を余儀なくされたために役場事務所のある二本松市で3年連続の開催となりました。

以前は300店舗もの露店が軒を連ねていましたが、現在は二本松駅前南側の約500m界隈で規模を縮小して行われています。当日は愛知で行われたB-1グランプリで優勝した、浪江焼麺太国の皆さんらも参加。故郷の味を販売した浪江焼きそばには長蛇の列ができていました。小さな子供たちにとっても楽しみな出店の他に、浪江小学校の太鼓や歌、浪江中学校による「よさこい」演舞も披露され、幅広い年代の方が大きな拍手を送り、ふるさと浪江おどり隊の皆さんによる舞には、涙ながらに歌う高齢者の姿が印象的でした。

また以前は浪江小学校体育で双葉郡北双地区小中学校による書道・絵画や町内の各団体等の作品の展示が行われたことから、市民交流センターでは小中学生が作った大堀相馬焼等を発表する場となり、その中でも請戸小学校の黒板レプリカ前には、文字を見入る人が後を絶えませんでした。

「請戸、必ず復興する!」。「見せてやれ!!東北魂!!」と書かれた黒板の日付は3月11日で止まっていますが、祭りの名前のように復興への道のりを歩んでいるかのようにに感じました。

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島