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防災・減災を学ぼう!

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防災・減災を学ぼう!

いわき市 - 2013年10月17日

みなさんの防災・減災対策は十分出来ていますか? 台風26号が過ぎた翌10月17日、福島高専特命教授 霜田宜久氏を講師に迎え、いわき市四倉公民館にて「やさしい防災・減災講座」と題した市民講座が行われました。この四倉公民館は200mも歩けばすぐに海岸という距離にあり、震災時の津波被災地域でもあるため、住民の多くは防災に関する意識は当然高く、この日の参加者は定員30名がほぼ満席状態で、四倉地区以外からの参加者もあり、皆熱心に聞き入っていました。

今回は「都市の減災のしくみについて」という内容で、つい先日伊豆大島に甚大な被害をもたらした台風26号の例や、過去の災害例、3・11三陸沖の津波の例を基に学びました。 その中の1つ印象に残った事が、岩手、宮城、福島で津波の被害にあった保育所が28件、しかし園児、職員とも死亡ゼロ(親が迎えに来たケースは除く)。これは日頃から避難訓練を定期的に行い、防災意識を高め、日頃の訓練が生かされたという事でした。 家庭から見た防災として、昭和56年に建築基準法が改正され、住宅の補強の有無が問われる事や、家具は倒れないように固定、火災予防にも努める事が大事であると、霜田教授は語りました。そして自分が危険だ、と思えば自分の感性を大事にし「自助努力が必要」と強調していました。これを聞き、避難指示がまだ出ていないなど行政や他人任せでは逃げ遅れる事があるのでは、と私は思いました。自分の身は自分で守る、という事を一人一人が意識して災害に遭った時に生きる力を身に付けたいものです。

参加者の1人、高木恵理子さんは今回の講座に参加し、「震災から2年半が過ぎ、日常に追われ、意識も薄れて来たところに過去のデータを基に防災を学び、改めて防災意識を働かせるきっかけになり、行政の支援経路を知る事も出来て大変良かった」と話してくださいました。

今回の講座で防災を再確認出来た参加者は多かったのではないでしょうか。そして、教訓を次の世代へと受け継がなければいけないと思った事でしょう。日本は災害大国。近年はその発災頻度が著しく加速傾向にあります。この機会に今一度、ご自身の地域の防災・減災講座を受講したり、ご自宅の耐震強度のチェック、火災や水害対策、避難所とその経路、ハザードマップ等の再認識をして、ご家族や身近な方とシェアしてみてはいかがでしょうか?

 

レポート:小岩ゆかり|ふるさとの絆 電子回覧板:いわき市担当
動画制作:鈴木さとみ|情報レンジャー@福島