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浪江の避難指示解除準備区域

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浪江の避難指示解除準備区域

 浪江町 - 2013年10月13日

胸を締め付けられる感じがした。福島第一原子力発電所から北に10㎞未満、浪江町の請戸地区は見渡すかぎりの「セイタカアワダチソウ」が生い茂る。その町内を浪江町の広報誌に震災後掲載されている「浪江のこころ通信」関係者と共に現地入りした。

町民の思いを繋げるために発足した”浪江のこころプロジェクト”は、宮城県の「東北圏地域づくりコンソーシアム」が中心となり約100団体で構成されている。全国各地のNPOや大学等が避難者の取材を進め、浪江町との連携のもと「浪江のこころ通信」が編集・発行されているが、 主催者や中間支援組織等関係者・役場職員が初めて一堂に会し、これまでのプロジェクトの振り返りや今後の方向性について検討する「情報交換会」の翌日に、町内視察が実施された。

補修が完全ではない道路に揺られながら、余震で崩れた住宅を車窓から眺めた後、以前は海岸線が見えない程に住宅が立っていたという請戸地区に降り立ち、原発の煙突が見える位置で、亡くなられた方たちの冥福を祈った。参加者に感想を伺うと「故郷を思う気持ちが分かった。自分も地元に帰りたくなった」と。今後サロンを行うにあたり現地を見たことで「今までにも増して被災者に寄り添った活動ができるのではないか?」とも話していた。

避難指示解除準備区域は町の中心部にあたり、原発事故直後の風向の関係で、放射線の数値は中通り地方より低い。平成29年3月の帰町に向け、本庁には帰町準備室・復旧事業課・ふるさと再生課が戻っている。海岸線には復興の足場を固めるように、防災無線の電柱が38本新しく建立されていた。

浪江のこころ通信

東北圏地域づくりコンソーシアム

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島