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新・ご当地ラーメンを発信

福島市 - 2013年09月04日

風評に負けないこだわりのご当地ラーメンでみんなを笑顔にしたい!

「福島ラーメン組っ!獅子奮迅隊」の初イベントに伺った。福島県中通り地方のラーメン店5店舗の店主らが集って互いに切磋琢磨し純粋に美味しいラーメンを発信し人を笑顔にしたい、そんな思いで今年8月から1カ月の早さで段取りを組み、イベント開催にこぎつけた。

二本松市のラーメン店「若武者」の店主で「福島ラーメン組っ!獅子奮迅隊」代表の山本一平さんにお話を聞いた。メンバーは、たなつもの食堂・自家製麺えなみ(くをん)・麺やうから家から・麺屋信成・麺処若武者の5店舗。店主らが、麺や具材、スープを其々提供、検査済みの県内産食材使用したご当地ラーメンを作り、福島の喜多方、白河ラーメンに続く、新しい第三のラーメン「福島鶏白湯」を作り上げた。イベントにあたっては、福島市のイラストレーターわな美さん(REST OFF STUDIO)の無償協力でデザインされた各店のラーメン擬人化キャラクターがコラボレーションし、広告告知でも盛り上げをみせた。

今回のイベントは、福島市パセオ通りにある「たなつものshokudou」の店舗内で100食限定販売。メンバー5店舗の店主らが、自分のノウハウを集結させ完成させた「福島鶏白湯」は、スープにも具材にも福島県が誇る三大地鶏「会津地鶏・川俣シャモ・伊達鶏」を惜しげもなく使用する。卵は、会津地鶏の半熟煮卵。具材には川俣シャモ、また低温加熱した厚さ1cmほどの「えごま豚」のチャーシューが盛られボリュームも満点。鶏の旨味が凝縮されたコクのある濃厚な味にストレート麺がよくスープと馴染んでいる。一食1,000円だが、ひとたび食せばその値段も納得できる。

今後は、参加の店舗でメニューに出る予定だ。こだわりラーメンで風評被害を払拭し、福島県内の若手獅子達が技術と味を集結させた新しいご当地グルメをぜひ県内のみならず、全国の方にもぜひ味わっていただきたい。

【情報レンジャー関連動画】
たなつもの shokudou

 

レポート:鈴木さとみ|情報レンジャー@福島