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今が旬！ふくしまの桃
福島市 - 2013年08月02日
この時期はやっぱこれでしょ！
「ふくしまと言えば桃。桃と言えば福島」と言っても過言ではないほど、桃は、地元でも当たり前のように食べられるフルーツのひとつ。
福島市小田にある、さいとう農園の齋藤祐作さんにお話を伺った。主に贈答用の桃の販売をしている斎藤さんの震災の遭った2011年は桃の売り上げも通年の3割ほどに留まり、一時期は農家を辞めようと考え別の仕事もしていたとのこと。畑の空間放射線量の測定や検体検査での数値などから判断し、生業である農家を今まで続けている。中には風評被害等から廃業する農家もある中で昨年の売り上げは、2011年の倍の6割程度。今年の出荷の最盛期は、お盆にかかるこれからだけにどうなるかというところだ。
福島市では、検体検査後の安全指標に即した農産物のみ出荷される体制になっている。何を基準とするかは人それぞれの判断にもよるが、近隣県でも放射能汚染が懸念される中で、福島ではきちんと検査をして基準に即した出荷している為、これも「安心」のひとつの判断基準となるのではないだろうか。
たわわに実をつけた桃の実は日に当てられて、じわりじわりと顔を赤くしてきている。丹精込めてできた福島の桃、「あかつき」「まどか」「川中島白桃」…今が旬の福島名産の桃をぜひ食していただきたい。
贈答用の桃の出荷を下記で受け付けています。
さいとう農園 024-546-0606
yusaku56@athena.ocn.ne.jp
レポート：鈴木さとみ｜情報レンジャー＠福島