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浪江仮設手芸の展示即売会

浪江町から安達運動場仮設に避難されている方が作られた、手芸の展示即売が7月31... - 2013年7月11日

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    安田 希代美

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浪江仮設手芸の展示即売会

大玉村 - 2013年07月11日

浪江町から安達運動場仮設に避難されている方が作られた、手芸の展示即売が7月31日まで開催されています。250点もの作品が所狭しと並べられたのは、大玉村旧4号線沿い『オープンハウスのぞみ』。普段からハンドメイド雑貨販売の他、手作りお菓子も好評の店に伺ってきました。

「折角だから造り手本人が集まる日が良いよね〜」と声を掛けて頂いたのは、二本松市渋川にお住まいの高野津希子さん。震災後に趣味の手芸材料を提供し、ボランティアで被災者の方に教えていましたが「何もする事がなくなってしまった」と嘆く人たちに感謝され定期的に教室を開く様になり、今では毎月2回、市内の安達運動仮設住宅に出向き、2時間程で完成する作品を提案しています。

早速店内を見渡してみますと、一閑張り(和紙を貼り柿渋を塗る技法)のカゴ、パッチワークやエコクラフトバックは格安で、メモ帳は200円と言うから驚きです。「もっと高く売ったらどうですか?」と愚問を呈してしまいましたが、「私達は生き甲斐でやっている事なので充分なんです」と謙虚な女性達。そんな心意気を応援するかの様に、7月3日の販売開始から終了する月末まで、未だ折り返し地点にも関わらず100個近い売り上げがあると、安田ミチエ店主が教えてくれました。

仮設の皆さんとアイスコーヒーを飲みながら談笑した中で印象深かったのは、中心となって纏めてくださる方が存在することが何よりも長続きのコツであり、被災者同士が近すぎず離れすぎないことも重要だと仰ったことです。「手を動かしていると辛いことも忘れるが避難生活は過酷です。」と語ってくれた女性も、教わりながら趣味を持つことの大切さを伝えてくださいました。240世帯が暮らす安達運動仮設は市内で一番大規模。その中で新しいことを始め成果を発表し、評価されることの素晴らしさを体感した日でした。

オープンハウス のぞみ ホームページ

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島