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川内村 - フォトリポート

ビレッジライフのススメ

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ビレッジライフのススメ

川内村 - 2013年07月10日

こんなきれいな河原で大勢でバーベキューができたら、楽しいだろうな〜。

そんな風に思わせる自然に溢れたこの場所は、2011年3月16日全村避難を余儀なくされた福島県にある川内村。2012年4月1日役場機能を元の場所に再開させた同村を訪れた。
村中心部の標高は400〜600mにあるため、すーっと顔にあたる風が、ひんやりと気持ちいい。村内で少し車を少し走らせると、シャッターが下りたコンビニエンスストア、民家もチラホラと見受けられ、除染作業もあちらこちらで現在進行中の状況だ。しかしながら、民家付近の今年から作付けが行われた田んぼは、風でなびくほど稲は生長し、畑も茄子やトウモロコシといった作物もたわわに実り始めているところを見ると、その土地で暮らす生活の一部が、じんわりと戻ってきているようだ。

原発事故避難で休業し、6月9日に2年3カ月ぶりに再オープンした「いわなの郷」に伺った。ここは釣り堀で釣ったイワナをその場で提供したり、イワナ・手打ちうどん等の料理を提供する「幻魚亭」、宿泊施設、そば打ちなどの体験ができる、体験交流館がある場所。全村避難指示を受け、千葉県に家族で避難したという渡辺秀朗主任は、避難中も川内村に戻り、イワナの養殖を続け、いつかやってくる再開への準備に余念がなかった。釣り堀の除染は、全部の水を抜き、下の泥を除去し、施設内全体では約1カ月間の時間を要した。イワナは、養殖のイワナはもちろんのこと、河川調査においての放射性物質の検体調査でも、「不検出」となっている。また空間放射線量を測定するモニタリングポストの数値は0.132μSv/hと、近隣町村と比べても低い値を示し、村全体でも除染により空間線量は下がっている。「これからのシーズン、宿泊を伴う会社の研修会や学校行事の活動などでぜひ利用してほしい」と話す。

「自然と共にいること」がこの村にいれば十分に堪能できる。蒼々と生い茂る木々を見て、川の流れる音、虫のさえずりに耳を傾け、その土地で孵化したイワナを釣り、地元の人と触れあいながら炭火の匂いと共に、じっくりと焼いたイワナを自然の中で味わう。これからの季節、地元の人、ここで出会う人と触れ合いながら、その土地で出来た仲間と思いっきり自然を満喫する「ビレッジライフ」の素晴らしさをこの福島県・川内村から発信する。

川内村の観光名所・お問い合わせは、下記ホームページをご覧ください。

 

川内村観光協会

いわなの郷 0240-38-3181(AM10:00-PM9:00)

 

レポート:鈴木さとみ |情報レンジャー@福島