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東北六魂祭2013・福島

仙台、盛岡に続き、福島県福島市で「福」をテーマに二日間行われた第三回目を迎えた... - 2013年6月1日

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東北六魂祭2013・福島

福島市 - 2013年06月01日

仙台、盛岡に続き、福島県福島市で「福」をテーマに二日間行われた第三回目を迎えた東北六魂祭。取材した初日には、航空自衛隊「ブルーインパルス」6機が福島市内の上空で息の合ったアクロバット飛行を披露し、会場からは大きな歓声が鳴り響いた。初日12万人、二日目が13万人、両日で延べ25万人(主催者発表)が集まり、パレードの参加者は約1千人とかつてない賑わいをみせた。ここ福島で東北の魂がひとつになり、福島から「福」を発信し、東北復興に向けての新たな力が沸き起こることだろう。尚、本祭りは8月に行われる為、各会場で東北のエネルギーを感ずるべく、多くの来場があることを期待したい。

※以下、パレード順

【秋田竿燈まつり(秋田市)】

真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として古くから伝わる祭り。一番大きいもので46個の提灯がついた高さ12m,重さ50Kgの竿燈を平手・額・肩・腰などで竹を支えて男達が妙技を競う。幼き頃は、小さい竿燈から練習し、大きくなるにつれ徐々に大きい竿燈を差せるように練習する。毎年8月3~6日に開催され、昨年度は139.3万人が来場。

 

【福島わらじまつり(福島市)】

毎年8月上旬に開催し、今年は8月2~3日に行われる予定。2月に行われる福島市中心部の信夫山にある羽黒神社に大わらじを奉納する「暁まいり」という江戸時代から受け継がれる伝統的なお祭りに由来する。その昔、羽黒神社に安置されていた仁王様の大きさにあったわらじを奉納したのがはじまりで、近年は無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛を願い長さ12m・重さ2tの日本一の大わらじ(現在は片足分)を2月に一足分を奉納する。大わらじの伝統を受け継ぎ、福島の短い夏を楽しみながら、憩いの場を提供しもう一足の大わらじを奉納することにより、一層の健脚を祈願する意味も込められる。「平成わらじ音頭」やヒップホップ調にアレンジを加えた「ダンシングそーだナイト」も見物。

 

【山形花笠まつり(山形市)】

毎年8月5~7日に山形市内のメインストリートで開催される東北を代表する夏祭りのひとつ。グループごとに統一された衣装に紅花をあしらった花笠を身につけた踊り手たちが「ヤッショ、マカショ」の掛け声とともに練り歩く。「ヤッショ、マカショ」の囃子ことばは、その土(どん)突(つ)きの掛け声から出たと言われる。艶やかな衣装と花笠をあしらった笠を手にした踊り手の演舞はぜひみておきたい。

 

【盛岡さんさ踊り(盛岡市)】

毎年8月1~4日に開催。昨年度は、4日間で122万人が来場。祭りの由来は、その昔、鬼が現れ悪さをして暴れていたことにより里人が三ツ石神社に悪鬼退治を祈願し神様が悪鬼たちを捉え二度と悪さをしないように三ツ石に手形を押させた。これが岩手の名の由来ともいわれ、鬼の退散を喜んだ里人が三ツ石の周りを「さんささんさ」と踊り回ったのが始まりだと言われます。各地域に踊り継がれてきた伝統さんさは振り付け、衣装も異なり、太鼓の音と共に練り歩くパレードは圧巻。美しい「ミスさんさ踊り」の舞は必見。

 

【仙台七夕まつり(仙台市)】

仙台藩主・伊達政宗公の時代から受け継がれる日本一の七夕祭り。毎年8月6~8日に開催され、来場者は200万人を超える。笹飾りは毎年新調され、10メートル以上の巨大な竹を山から切り出し、そこに和紙で装飾された飾りをつけていきます。一本当たりの価格は数十万~数百万もするものまであり吹流し5本1セットで飾るのが仙台の習わし。各商店街毎に審査が行われ、金・銀・銅の各賞が決まります。毎年変わる豪華絢爛な七夕飾りに、地元の人のみならず観光で訪れる人も立ち止まり、思い思いに見上げる姿がみられる。

 

【青森ねぶた祭(青森市)】

毎年8月2~7日に開催され00万人超が来場する東北屈指のまつりのひとつ。起源は七夕祭りの灯籠流しの変形とも言われる。今回福島に持ち込まれたねぶた灯籠はねぶた師内山龍星さんが東北六魂祭りのために制作した。邪気を払うとされる鍾馗を題材にし、幅7m,奥行き6m,高さ4.5mの中型ねぶたに青森市に避難する福島・宮城の被災者らのと半紙と共に。福島の人へ幸せが訪れれば、との願いを込めた。また跳人(はねと)と呼ばれる踊り手たちが「らっせーらー、らっせーらー」との威勢のいい掛け声で軽快に跳ねながら鈴のシャンシャンという音を響かせる。跳人が落とす鈴を拾うと幸せが訪れるとも言われる。沿道の人たちも青森の跳人からの鈴を受け取り、笑顔をみせていた。

※尚、各祭りの詳細については各HPをご覧ください。

 

レポート:鈴木さとみ|情報レンジャー@福島