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飯舘村タブレット説明会

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飯舘村タブレット説明会

飯舘村 - 2013年05月31日

福島市松川町にある飯舘村の松川第二仮設住宅にて村が村民への情報共有するために無料配布するタブレットの操作方法に関する説明会が開催された。当日は、初めてタブレットを利用する方から日常利用する方まで6名の参加で、特に高齢者の参加者が目立っていた。

説明会では、全く利用しない方にも活用の方法を伝え、わからないことがある方に使い方を学んでいただき、タブレットを有効活用してもらいたいとの意図がある。今回各々のスキルが違うため、個別に講師が参加者に利用方法を伝えたり、わからないところを教える形で進められた。参加者はテレビ電話機能を参加者内で使ったみたり、補足機能としてYouTubeを見たり Google mapsを利用して地図を閲覧したりとタブレットの様々な活用方法を学んでいた。

主たるタブレット機能には、村が広報用として伝えるイベントの最新情報や飯舘村の放射線量の値をみたり、ふるさとカメラという24時間リアルタイムで流れる飯舘村の画像を好きな時に閲覧することができる。参加者は、ふるさとカメラ機能で自宅周辺地域の画像がでると興味深そうに画面を眺めていた。

今回講師を務めた飯舘村ICT担当の今野さんは「ご年配の方は変な操作をしたら壊してしまうのではないかと”おっくう”になっているので、その誤解を解く事から始めてやらなければならない。そんな簡単に壊れるものではないのでどんどん操作して欲しい。わからないことがあれば各仮設住宅に常駐しているICT担当に気軽に聞いてほしい」と話す。

高齢者にとってアプリを起動し、目的のキーワードを探せば利用できるyoutubeの利用も思うようにはいかない。操作方法がなれない高齢者にとって、ひとつの操作を進めることも負担であり、アプリや文字が小さいことも足かせになっているようだ。高齢者向けに文字やアプリが大きく表示される調整や全く利用しない方への利用の補助や支援が課題であると感じられる。その点、各仮設住宅にICT支援員が常駐し、操作方法の説明の他、電話帳の登録作業なども支援してくれるところは魅力だ。

今後説明会を定期的に開催の方向だ。参加者とお茶を飲み、雑談ながらタブレットの利用を楽しく学び、離れた家族、友人、知人、親戚などと、タブレットを通しての交流するという、新しい形のコミュニケーションツールを活用し、新旧の交流を保ちながら村民の心の拠り所のひとつになれるよう期待する。