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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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除染のコツ、教えます
郡山市 - 2012年07月12日
郡山市柴宮幼稚園屋上プールの除染活動に同行されていた、首都大学・大谷准教授に、除染活動の現場についてお伺いしました。大谷先生は放射線計測学・防護学がご専門で、今後福島で大きな課題となってくる、放射性廃棄物の減容化についての研究も進められている他、福島県内外の住民集会に参加し、専門家の立場から放射線知識の啓蒙されています。
「現場だからこそわかることがある。」例えば、幼稚園の子どもたちはプールや屋上の隅っこで遊ぶのが好きで、そういうことは先生方や保護者の方がよく知っているそうです。そういう声を聞きながら、除染をしていくことに意味がある、専門家と住民が一緒になって除染に取り組んでいく重要性を大谷先生は教えてくれました。すべてを取り除くことはできないけれども、やらなければ可能性は広がらない。レントゲン検査や航空機に乗ることでも放射線は浴びるけれども、原発事故に由来した放射線には、対価となるベネフィットはない。だからこそ、それを少しでも取り除く必要があるんですと大谷先生は言います。
取材をしながら、まだまだ放射能や除染に関する知識がまだまだ足りないことを感じました。身近な除染＝掃除と言われて、除染が少し身近になりました。今後も除染活動の現場をリポートするとともに、放射線知識を「正しく知る」ための情報をお伝えしていく予定です。
レポート：中島 明｜情報レンジャー＠福島 特派員