助けあいジャパン 情報レンジャー

空からのおくりもの

コカ・コーラ復興支援基金が50校へソーラー発電設備と蓄電システムを設置するのは... - 2012年7月9日

さまざまな支援のカタチ

宮城県東松島市の動画をすべて見る

宮城県 > 東松島市 > 空からのおくりもの

現在の宮城県 情報レンジャー
宮城県 情報レンジャー
  • iwate-miura

    木村 敏之

    先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。

  • iwate-miura

    三浦 淳 (~2014.4まで)

    岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人

  • 加藤 隆介

    加藤 隆介 (~2014.4まで)

    宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン

  • miyagi-sakamoto

    坂本 恵一 (~2013.3まで)

    宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男

  • miyagi-amino

    網野 武明 (~2013.3まで)

    宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー

  • otakazumi

    太田 和美 (~2013.3まで)

    宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター

サポート企業

連携団体

Supported by

空からのおくりもの

東松島市 - 2012年07月09日

コカ・コーラ復興支援基金が50校へソーラー発電設備と蓄電システムを設置するのは、非常時には学校が避難所になるので、防災機能強化と同社が取り組む自然環境保護教育の一環としての一面があるそうです。今回は東松島市宮戸小学校(児童数28名)での太陽光発電竣工式の模様と仙台コカ・コーラボトリング株式会社 鈴木恭 代表取締役社長にお話を伺いました。

震災時は3月で、まだ雪が降る季節。当日もとても寒く、ただでさえ不安なのに電気も寸断され真っ暗でした。日が空けてもその状況はかわらずに橋や道路が寸断され孤立した状況では、自立して生き延びていくしかない。ライフラインとしての電気がない状態は約一月半続き、その間は電源車による電源供給を受けていた宮戸島。

ソーラーパネルでの発電施設、蓄電装置を置くことで数日分の電力をまかなえる様になり地域の防災拠点。また、自然エネルギーを通して環境への配慮や子どもたちへの教育のツールになるでしょう。

この度のセレモニーでは、大沼雄吉東松島副市長が挨拶。大沼市長よりザ コカ・コーラ カンパニー アレキサンダー・B・カミングス エグゼクティブバイスプレジデントチーフアドミニストレイティブオフィサーへ感謝状が贈られ、同氏も挨拶を行いました。また、子どもたちによる合唱と宮戸島太鼓が披露され大きな拍手が起きていました。

公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団内に、2011年3月24日、ザ  コカ・コーラ カンパニーにより設立された『コカ・コーラ復興支援基金』は被災地での子どもたちへの教育施設だったり、公共施設の復旧、今回のソーラーパネル設置、災害時に物資提供などで25億円を拠出。今後も三期に分け公立小中学校へのエコ支援事業として募集していくそうです。

正面玄関に設置された、ソーラパネルのモニター点灯では歓声が上がり、これから子どもたちは発電の仕組みや電気の使用状況を見ることで自然エネルギーを通して環境問題にも関心を持ってくれればいいなと思います。

災害は無いに越したことはないけれど、忘れること無く備えることと、次世代へ環境への影響を少なくする取り組み、これはずっと続けて行くべき事だとおもいます。

レポート:坂本恵一|情報レンジャー@宮城