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地域の一員として暮らすために

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地域の一員として暮らすために

石巻市 - 2013年09月08日

8月9日、石巻市中里の広域行政組合消防本部で、石巻地区で暮らす外国人のための地震・津波防災研修会が行なわれました。
この事業は、宮城県国際化協会が震災前から開催していた外国人向けの研修会のテーマのひとつとして行なわれていたものですが、沿岸部での開催は初めてです。会場となった消防本部の大会議室には52人が参加しました。

宮城県在住の外国人は中国・韓国人、次いでフィリピン人が多く、大半は日本人配偶者を持つ人ですが、近年では水産業の技能実習生が増加し、ベトナム人やインドネシア人の数も増えているということです。
研修会の冒頭では石巻地区広域行政事務組合消防本部予防課の担当者から、震災当日の実際の市街地の映像を交えながら被害状況の説明があり、災害時の避難方法や心構えについての講習がありました。次に、仙台市のSONAE仙台防災学習研究所の所長より、阪神淡路大震災など過去の事例から、被災時の救出活動では近隣住民による救助が4分の3を占めていた例を挙げ、災害時には平素からの住民同士の協力が不可欠であることなどの説明がありました。よい関係づくりのためには、普段から町内会の活動に参加する、自分から近隣住人に積極的に声をかけるなどの心掛けで、いざというときに互いの安否を確認しあったり、さまざまな情報交換が容易になるという言葉に参加者はうなずいていました。また、自分から積極的に避難所の運営や広報、日本語のわからない外国人避難者に向けての対応などを買って出ることなど、コミュニティの中で役割をもつことが大切という指摘もありました。

協会では今後も県内各地での研修会を開催していくということですので、いざという時のために参加してみてはいかがでしょうか。

宮城県国際化協会

木村 敏之|情報レンジャー@宮城