助けあいジャパン 情報レンジャー

医学生に見せる被災地

もうすぐ医者になろうという医学生は、被災地、また、被災地の医療の現場を見て何を... - 2013年8月20日

さまざまな支援のカタチ

宮城県仙台市の動画をすべて見る

宮城県 > 仙台市 > 医学生に見せる被災地

現在の宮城県 情報レンジャー
宮城県 情報レンジャー
  • iwate-miura

    木村 敏之

    先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。

  • iwate-miura

    三浦 淳 (~2014.4まで)

    岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人

  • 加藤 隆介

    加藤 隆介 (~2014.4まで)

    宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン

  • miyagi-sakamoto

    坂本 恵一 (~2013.3まで)

    宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男

  • miyagi-amino

    網野 武明 (~2013.3まで)

    宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー

  • otakazumi

    太田 和美 (~2013.3まで)

    宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター

サポート企業

連携団体

Supported by

医学生に見せる被災地

仙台市 - 2013年08月20日

もうすぐ医者になろうという医学生は、被災地、また、被災地の医療の現場を見て何を感じたのだろう。そして、今後、それがどう影響してくるのだろう。「平成25年度夏期被災地医療体験実習」を引率して下さった田畑雅央先生と、鹿児島大学の医学部6年生の力武隼平さんにお話をうかがいました。

力武さんは、発災以来何かの形で被災地に来たいと思いつつ、様々な事情から何もしないままに時が過ぎ、学生最後の夏休みにこの企画を知って応募したそうです。企画を知ったのはfacebook。後輩がシェアした記事を目にしたのがきっかけでした。そして、実際に来てみての感想は「来てよかった。もっと早く来ればよかった。」

現在、震災がれきは、そのほとんどが片付き、そして、震災の遺構も次々に解体され、震災の被害を目の当たりにできる場所はどんどん減っています。もし一度被災地を見てみたいと思っている方がいらっしゃるなら、早い方がいいです。この先は、復旧、復興が進み、数年後には被災地というより、新しい街として変貌を遂げていくでしょう。

この「被災地医療体験実習」は今後も続ける予定と聞いています。医学生の皆様は、わずかな費用を負担するだけで被災地の現場を感じることができます。ニュースや新聞で見る被災地と、現場は全く違うものです。医学生に限らず、学生さんが無料、あるいはわずかな費用で参加できる体験型被災地ツアーはいくつも有ります(「クリエイティブの可能性」など)ので、感受性が豊かで、なおかつ時間がある学生さんのうちに、是非現場を体験してください。

当時を振り返って皆さんおっしゃいますが、人は不思議なもので、あのような緊急事態の現場に行くと功名心や欲がなくなるものです。その一端でもわかって頂ければと思います。未だ混乱している被災地を見る稀有な機会を活かしてください。良い意味で人生を左右するかもしれません。

参考までに、今回の。「平成25年度夏期被災地医療体験実習」の募集など、関連のリンクを掲載しておきますので、ご参考にしてください。

総合地域医療研修センター
平成25年度夏季被災地域医療体験実習を開催します。
平成24年3月26、27日に被災地医療体験実習が行われました。

三浦 淳|情報レンジャー@宮城