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いつかふりかえる日のために

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    加藤 隆介 (~2014.4まで)

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いつかふりかえる日のために

仙台市 - 2013年08月15日

震災復興ボランティア団体のおもいでかえるさんは、先の震災で仙台市宮城野区・若林区の沿岸部で被災した地域から見つかった写真やアルバムなどを集め、洗浄や補修を施して写真の持ち主に返すプロジェクトを行なっています。
震災後に写真洗浄や補修・保管業務を行なっていたボランティアのメンバーを中心に結成し、活動を仙台市から引き継いで、これまで2012年冬と13年春に展示会を開催しました。その結果、9万枚以上の写真と2000点以上の思い出の品物を、家族やその友人知人のもとに返すことができました。

三度目の展示会となる今回は、約20万点の写真のほかに賞状や卒業証書、トロフィーや位牌、ランドセル、携帯電話など様々な品物を展示しています。理事長の野瀬香織さんは、実際に来場者と接するなかで、震災から2年5ヶ月が経つ今でもまだ当時を振り返るのは辛いと語る人も少なくないと感じています。また、写真が見つかっても生活再建や将来への不安などの話を聞いて、どう声をかけてよいのか迷うこともあるそうですが、自分たちの保管している写真がいつか被災者が生活の基盤を取り戻し、失った思い出を取り戻すきっかけになればと考えていると語ってくれました。団体ではこれからも引き続き展示会を開催していくということです。

最後に、今回初めて公開する写真もあるので、以前の展示会で写真が見つからなかった人も改めて足を運んでみてほしいということです。展示会は本日8月15日から25日の間、仙台市の宮城野区中央市民センター2階の体育館で10時から17時まで展示しています(19日は休館)。

おもいでかえる

木村 敏之|情報レンジャー@宮城