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障がい者に当たり前の暮らしを

障がい者にも当たり前の暮らしを。その為の雇用。具体的には月に7万円は出したい。... - 2013年6月14日

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障がい者に当たり前の暮らしを

柴田町 - 2013年06月14日

障がい者にも当たり前の暮らしを。その為の雇用。具体的には月に7万円は出したい。そうすると、障がい者年金と合わせて、月に約15万円の収入となります。これだけの収入が有れば、何とか生活できるでしょう。

7万円という金額は、健常者から見たら少ない金額かもしれません。しかし、障がい者の施設での全国平均工賃(賃金)は月額15000円程度なのです。そのおよそ5倍を出したい。そして、健常者と同様の生活を送らせたい。これが「はらから福祉会」の武田元理事長の理念です。「はらから」というのは、同じ腹から生まれてきた「同胞」という意味です。障がい者も健常者も区別なく、同じ人間として助けあう、という意味を込めて「はらから福祉会」という名称にしたそうです。

お金は天から降って来るわけではないので、当然、入所者が自ら稼ぎだす必要が有ります。はらから福祉会では、8箇所の事業所に約300名の入所者がおり、様々な製品を作っております。主に加工食品なのですが、工業製品のような多添加物の食品ではなく、最小限の添加物で優しい食品を作っています。これが一番大事なことなのですが、商品のクオリティは高いですよ。

理念が同調するみやぎ生協さんの依頼で「なたね油」も作っておりますが、岩沼市の被災農地で栽培された菜種から搾汁された貴重な油。その菜の花畑の様子は以前に取材させて頂いております。是非ご覧になってください。
なたね油の菜の花
被災地の復興の為に入所者の方々が絞った油です。もしお見かけの際は是非ご利用ください。

「はらから福祉会」の本部は寄り合いのスペースも兼ねており、誰でもご利用可能です。そして、そこでは多くの製品が販売されております。東北本線船岡駅のすぐそばという利便性の高い場所にございますので、是非一度お立ち寄り頂ければと思います。

冒頭に書いた「7万円」という目標は、ここ2~3年で達成可能だということを最後に付け加えさせて頂きます。

宮城県柴田町の社会福祉・自立支援施設【はらから】

三浦 淳|情報レンジャー@宮城