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安全から安心へつなげたい

郡山市 - 2013年03月21日

「福島の米は全袋検査をすることで安全が確保出来た、しかし消費者の安心にはまだ届いていない。農地除染を徹底することで安全な米から安心できるものへつなげていきたい」。郡山市で農業を営む佐藤靖浩さんはきっぱりと言う。

市街地にも近い大槻地区の農家では2チームが除染に当たっている。方法は深耕方法(ゼオライト散布のあと20cmの深さで掘り起こし、ケイ酸カリウムを散布し混和する)と、反転耕方法(土壌を30cmの深さで天地返し)の2つが考えられたが、市と環境省が協議した結果、地区では深耕による除染方法が採用された。

作業前の空間線量の計測から整地まで、全20工程を写真で記録を取りながら取り組む。1チーム5~6人の作業だが、その労力は見た目以上に大変なものだ。震災後すぐに除染に入っていれば土の表面から数cmを削るだけで済んだのではないかと思うと、今さらながら悔やまれる。

目に見える検査の結果、福島の米はどこよりも安全だと自信を持って言えるようになった。こうした行動する農家をより多くの人に知らせることで、消費者はもっともっと安心して農作物を手にするだろうし、信頼回復につながると思う。

レポート:渡部 克彦|情報レンジャー@福島