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1人でも早く帰してあげたい

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1人でも早く帰してあげたい

東松島市 - 2013年03月11日

震災から二年目の今日、宮城県では行方不明者の一斉捜索が行われました。

東松島市の大曲海岸で、警察官、消防士、地元消防団が合同で捜索する現場に同行することができましたので写真で紹介したいと思います。

上空には海上保安庁のヘリコプターも飛んでいました

今日は昨夜からの雪は降り止んだけれど、強風が吹き荒れるとても寒い日でした。

それでも、行方不明者の為、家族の為1人でも多く、1つでも多くの遺品を見つけてあげたい。そして早く帰してあげたい。

その気持が、参加した隊員達の表情にあふれていました。

消防団員は、いわゆるボランティアと同じで通常の仕事をされている方がほとんどですが、仕事を休んで参加されています。

お話しを伺った消防団の方は

「二年前も捜索に参加したけれど、未だ見つからない方々を一刻も早くとの気持ちから参加しました」

と語ってくれました。

消防士の方は

「当時の消防士がまだ4名見つかっていない。絶対見つけてあげたい!」

と、捜索の傍ら語ってくれ、また、こんな話も教えてくれました。

目の前(捜索場所)のヤマニシ造船で働いていた若者が、震災を体験し、

「自分も人を救う仕事がしたい!」

と消防に入り今、消防学校にいる。そして、今春地元に配属が決まったそうです。

こんな若者たちが地域にいてくれることを誇りに思います。

 

レポート:坂本恵一|情報レンジャー@宮城