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県外避難者に ならは天神太鼓

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県外避難者に ならは天神太鼓

楢葉町 - 2013年03月09日

神奈川県やその近隣に避難している福島県人の交流の場「第2回ふるさとコミュニティinかながわ」が3月9日、横浜市の波止場会館で行われた。参加者は約70人とボランティア約50人。

同じ故郷の人たちと出会い・交流・語り合い、そして楽しいひとときの場を設けようという狙いで、昼食の弁当を食べた後に談話、ふるさと言葉コーナーなどさまざまな催しが企画された。福島県避難者支援課、浪江町生活支援課の職員も駆けつけてさまざまな相談に応じていた。

浪江から横浜に避難している女性は、町職員も出席するというのを知って参加したと言う。慣れない土地を電車で移動するため道に迷わないかなどの不安もあったが、当日は近くの交差点に道案内ボランティアが立った。

催し物の一つとして登場した「ならは天神太鼓うしお会」は昭和62年ごろ、地域における子どもたちの健全育成を目的に発足した。現在の会長は神奈川県藤沢市在住、ほかのメンバーも新潟県をはじめ各地に避難している。この日のために前の日に集合、わずか一晩だけの練習だったというが息のあった迫力ある演奏を披露していた。

福島県内の和太鼓ジュニアコンクールでは準優勝という実績もあるもののまだまだこれからーという時に被災した。震災直後の3月13日に予定していたコンサートは中止になったが、数カ月後に東京のFMホールでのコンサートの際には、東京のボランティアが衣装や太鼓などを寄付してくれた。

子どもたちは故郷・楢葉に帰る日を夢見て元気いっぱいに演奏。主催した「ふるさとコミュニティinかながわ」や、協賛の「かながわ東日本大震災県内被災者支援ネットワーク」「かながわ東日本大震災ボランティアステーション」「かながわ福島応援プロジェクト」や、ほかの多くの協力や支援者に感謝と祈りを胸に演奏していた。

勇壮な太鼓の響きは聴衆に勇気を与え、避難者は福島を思い出す音色を懐かしんでいた。 

かながわ東日本大震災ボランティアステーション  

かながわ東日本大震災県内被災者支援ネットワーク

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島