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塩釜の思いを電波に乗せて

震災以前、塩釜市内でコミュニティFM放送を行っていたBAY WAVEさん。時限... - 2013年2月19日

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塩釜の思いを電波に乗せて

塩釜市 - 2013年02月19日

震災以前、塩釜市内でコミュニティFM放送を行っていたBAY WAVEさん。時限的ではありますが、現在は臨時災害FMとして現在の放送を行っております。とは言え、震災から約2年が経過した今、放送内容は平時に近い状況だと思います。先をにらんで新しいアンテナを市内の高台に建設中でして、完成した暁には、震災前は電波が届かなかった浦戸諸島もカバーされます。

以前の事務所は約50〜60cmの津波に見舞われ、机より下に置いてあった機材は被害に遭いました。ただし、上に置いてあった機材は無事で、現在も使用しています。震災直後にはスタッフも近隣の塩竃神社に避難した為に放送を行えず、放送を再開したのは3月13日の夜間。社屋からではなく、塩釜市役所の臨時スタジオからでした。

塩釜市内はまだ停電中でしたので、その時の電源は防災無線用のバッテリー。放送内容は、塩釜市で出している「災害対策ニュース」を繰り返し読むという状況でした。もちろん、当初はほぼ災害情報でしたが、時期を追うごとに平時の放送内容に変化していき、一昨年10月の社屋移転を機に、ほぼ通常の放送に戻ったとのこと。

待ち望んでいた電波が出た時の「市長が安堵した表情が忘れられない」と横田善光専務。そして、渡辺恵美チーフパーソナリティは「娯楽的な要素をどこまで入れていいか悩んだ」「皆さんの思いを電波を通して伝えていきたい」とおっしゃっています。ただ最近はリスナーの皆様が前向きになっているのを感じているそうで、塩釜は着実に一歩ずつ進んでいます。

その様子をつぶさに伝えているBAY WAVEさんの放送は塩釜市内及び周辺自治体の方は周波数78.1MHz。それ以外の地区の方はサイマルラジオを通してインターネットで聴取可能です。是非皆様聞いて下さい、塩釜の今を。

BAYWAVEホームページ

サイマルラジオ

三浦 淳|情報レンジャー@宮城