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20回目を迎えた医療団の奉仕

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20回目を迎えた医療団の奉仕

東京都江東区 - 2013年02月17日

医療ネットワーク支援センターの交流イベント「こっちゃ来たらいいべぇ by ジェーシービー」が2月17日、東京都江東区の日本科学未来館で催された。東京近郊に避難している福島県民を支援している医療団体で、人見祐(たすく)理事長に話を伺った。

2年前のあの日は次年度の予定などを話し合っていました。すぐに議題の中心は東北支援策の検討に入りました。震災直後からテレビなどで流れていた“頑張ろう”や“つながろう”という言葉が、何と無神経で無責任なメッセージか?! と思っていた1人です。東北はすでに口には出せないほど頑張っているのです。 そこで微力ながら我々でも出来ることはないかと考え、こうした県外避難者の支援活動を実施することになったのです。

当初は直接行ったのでは迷惑になるのではないかと迷いました。最初は、双葉町から避難している埼玉県加須市の旧騎西高校でイベントを催しました。避難している人の心労に配慮しながらコミュニケーションをはかり、心と体の健康支援をしたいと。少し心配もありましたが、皆さんには笑顔で接してもらいました。それ以降の連携自治体は双葉や南相馬、浪江、富岡、大熊、広野などの市や町で、今回は20回目になります。いつまでも忘れないで支援を継続したいが、一番困難な資金面は各企業にお願いするしかない状況です、と語る。

今回の参加者は120人を越え、ボランティアは60人だという。会場設営は3時間前から始まり、開会前にはボランティア講習会を設定、支援者の心掛けや避難者の現状と課題について共有しあうという念の入れようだ。初心者にも十分な事前教育があり、これは大事なことだと思った。

福島から訪れた取材陣を感激させたのは、イベントの規模の大きさと素晴らしいロケーション。出席者を2台のバスが指定の数カ所から送迎してくれるという気遣い。安心して参加できる。

イベント内容は大人から子どもまで参加できるポピュラサイズダンス、ネイルケアやハンドケア、シュシュづくり、交流カフェコーナー、ゲームコーナーなどが用意してあった。医療団体だけに、健康セミナー、口腔ケア相談コーナーも。

東日本大震災から間もなく2年。福島の県外避難者にはまだまだ復興には長い道のりがある。日本各地に散らばり遠くは北海道 沖縄にまで及ぶ。故郷に戻り“うつくしま福島”を取り戻すまで支援し、忘れない気持ちを持っていてほしい。

 

レポート:小野清隆|情報レンジャー@福島