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在外福島県人会からの激励

郡山市 - 2013年02月08日

世界各地で活躍する福島県出身者の集まりとして「福島県人会」がある。2月5日から8日までの4日間、初めての試みとして『在外県人会サミット』が県内各地で催された。9カ国から19県人会のメンバーが視察、未だに続く風評被害を払拭しようと誓っていた。

各国に広がる人脈を活用してもらおうと言う斬新な試み。初日は知事公館や国の福島復興局、除染情報プラザを訪れ、6日以降は南相馬市、いわき市のスパリゾートハワイアンズ、楢葉北小などの仮設校舎で児童と交流。会津若松市ではNHK大河ドラマ『八重の桜』の舞台となる鶴ヶ城を見学した。最終日は郡山市日和田町の県農業センターで農産物の放射線量検査を視察した。

センターでは連日、農産物のほか、曜日を指定して魚や肉も検査、昨年度は米の全量検査が行われた。会員らは検査方法や万一、基準値以上の値が出た場合の出荷停止措置や処分方法などの説明に耳を傾けた。

県民でも全員が正確な情報を把握しているとはいえない。海外では尚更情報が少ないとあって「モニタリング検査の情報公開はしないのか?」などの質問もあった。県は現在、「ふくしま 新発売。」http://www.new-fukushima.jpで地区別、種類別の数値を公開している。

米国・ニューヨーク県人会の藤田小夜子会長は「これだけ厳しい検査を通った物なら安心だ。すべての農林水産物に安全宣言を出せる日が1日でも早く来る事を望む」と話していた。会員らは県の検査体制で安全を確信、帰国後は正確な情報を地元のイベントなどで伝えたいと約束していた。

視察後は「ワールド県人会」が発足した。災害による風評被害や風化を防ごうという目的で、今回参加できなかった県人会や組織がない国にも呼び掛けて支援の輪を広げていくという。初代会長にロンドンしゃくなげ会の満山喜朗会長が就任、福島応援宣言が佐藤雄平知事に手渡した。

本県出身者だけではなく、県内にゆかりがあって初めて訪れた人もいた。寒い時期にもかかわらず、海外からの本気の支援に心が温まった。

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島