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福島と一緒に生きたい

生まれ育った福島の現状を多くの人に知ってもらい、考えていきたいと言う写真家小川... - 2013年2月2日

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福島と一緒に生きたい

福島市 - 2013年02月02日

生まれ育った福島の現状を多くの人に知ってもらい、考えていきたいと言う写真家小川哲史さんの写真展『たからもの~ふくしまから~』が2月2,3の両日、福島市渡利のカフェ&ギャラリー「風と木」で開かれた。

小川さんは東京でフリーカメラマンとして活躍しているが、故郷は渡利。大震災と原発事故から間もなく3年目を迎えるという福島のニュースや話題が、次第に希薄になっていることを危惧している。福島に帰るたびに苦しい状況を肌で感じるという。自分でも何か力になれないか、カメラマンだから写真で伝えていこうと思いたった。これまでも福島を撮り、東京や韓国で写真展を催してきた。

渡利地区は市内でも比較的放射線量の高い地域だが、『桃源郷』として知られる花見山は2月1日、2年ぶりに全面開放された。福島はもともと大好きで、歳を重ねるたびにそれは深まってきた。結婚して子どもが出来ても、足は自然と福島に向かうことが多かった。大災害の後も福島に帰って子どもの頃に遊んだ山に登り風景を眺めていると、やっぱり福島は好きだなーと思い、こうした現状に悔しさが募ってくるのを感じた。

福島の外で生活している者が、福島に「頑張れ」なんて言えるのか? という自問自答もある。それでなくても福島は頑張っているのに・・・。一方で、一緒に生きていきたいし、福島人も福島に思いを寄せる人間も、この問題を一緒に考えていかなければならない。子どもらにどんな未来を託せるのかを考えたいと言う。

“希望は子どもの笑顔”だと語る小川さん。子どもの笑顔がどれだけ増えるか、子どもたちは苦しい日常の中に楽しみを見つけ、明るい表情を保っている。子どもの笑顔がもっとあふれるように、みんなでサポートし協力していきたい、と心に決めている。

 

レポート:小野清隆|情報レンジャー@福島