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放課後の教育格差をなくす

放課後の教育機会の格差というものがあります。残念ながら、その多くは経済的事情に... - 2013年1月28日

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    先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。

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    加藤 隆介 (~2014.4まで)

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    宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター

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放課後の教育格差をなくす

仙台市 - 2013年01月28日

放課後の教育機会の格差というものがあります。残念ながら、その多くは経済的事情によるもの。NPO法人アスイクの大橋雄介代表理事は、その教育機会の格差をなくすべく選択の可能性を増やそうと尽力されています。

大橋代表が最初に動いたのは震災から2週間を過ぎた2011年3月28日のことでした。被災した児童たちの学習支援を、避難所で開始。今も場所を変えてその活動は継続しています。現在は仮設住宅の集会所などを借りて、週に1〜2回、2時間程度、ボランティアの学習サポーターと子ども達が一緒に勉強をするという内容です。取材の日、とある集会所にお邪魔させて頂きましたが、子ども達はみんな笑顔で生き生きと勉強しています。子ども達は、本当は勉強が大好きなんです。もっとも、学習サポーターの皆様も負けず劣らず良い顔をされていましたけど。

実は震災前から有った問題「貧困」が、震災で浮き彫りになりました。貧困家庭と、そうでない家庭では教育機会に格差が生まれます。そして、その格差はそのまま将来の貧困に繋がりがちです。つまり、貧困の悪循環。その悪循環を断ち切るべく、全ての子どもの徒歩圏内に放課後教育の場を、と取り組んでいらっしゃいます。ただ、その教育は無料ではありません。低額ではありますが、有料です。

なぜならば、無料で行うと、無料ならではの弊害があります。例えば、本人の自尊心の問題。また、周囲からの偏見や妬みなど、無料でやったことで子どもが傷つくケースも。今後広めたいのは、eラーニングという形できちんとした教育サービスを受けて頂き、その対価として、その家庭で負担できる範囲内の低額の料金を頂戴するモデルです。

ただ、これらは市民の皆様も一緒にお手伝い頂いて取り組まないと実現できません。その為に、アスイクでは様々な支援を募っています。人であったり、物であったり、場所であったり、その形は色々ですが、この問題に当事者意識を持っていらっしゃる市民の方のご支援があると、問題解決は早まるのではないでしょうか。また、企業様でご不要となりましたノートPCもご支援頂けないでしょうか?

日本の貧困層の子どもは約15%。しかも、年々増え続けています。子ども達が放課後に勉強できる場所のお手伝い、してみませんか?

詳しくは下記WEBもご覧下さい。

NPO法人 アイスク│放課後の教育機会格差をなくす

レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城