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浪江町仮設の図書室きぼう ①

福島市笹谷の浪江町仮設住宅の脇に、『なみえin福島ライブラリーきぼう』がある。... - 2013年1月25日

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浪江町仮設の図書室きぼう ①

福島市 - 2013年01月25日

福島市笹谷の浪江町仮設住宅の脇に、『なみえin福島ライブラリーきぼう』がある。被災者同士が気軽に立ち寄られる場所があれば、前向きになれるのではーと協同で管理運営している“図書室”だ。少しでも社会貢献しながら働けることが幸せ、と言う管理者の一人、衣川ゆかりさんに話を聞いた。

故郷に帰りたいかと聞かれたら、「帰りたいというよりも、捨てられない」という気持ちの方が強い。それぞれが過ごしてきた生活は長短あって、故郷を思う気持ちは複雑。

補償問題などからねたみや中傷も耳にするが、お金に代えられる問題ではない。町民は皆、今までに経験したこともないような被害に遭い、辛く悲しい状況は変わらないんだから、ねたみなどで傷つけられたくない。

避難生活をしながらそれぞれの土地でいろんな人たちに助けられ、支援して頂いていることにはすごく感謝している。今でこそ笑って話もしているが、故郷を追われて涙なくして避難した人はいないし、そうした状況も知っていて欲しいと言う。

避難先を点々としながら故郷には帰れなかった日々。ようやく福島に戻って街中やお店などで周りの人たちの会話が耳に入り、それが福島弁だったときは無性にホッとしたという。

衣川さんら避難生活者が、本当の故郷に帰れるのはいつになるのだろう。

 

http://youtu.be/kM_7wbllJWs

 

レポート;小野 清隆|情報レンジャー@福島