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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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借上げ住宅の浪江町民
浪江町 - 2013年01月18日
伊達市の保原中央公民館で、市内の借上げ住宅に暮らす浪江町民のお茶会が催された。前々日から続く大雪の中での開催だったが、初めての企画ということもあって20人ほどの町民が訪れた。仮設住宅の住民には集いの機会も設けやすいが、借上げ者を対象とした集まりは少々難しい面がある。
やむなく故郷を離れて市内の借上げで生活する横山良子さんは「避難している最中、たまたま知人に電話をもらい、伊達に住むようになった」と言う。娘や息子の家を転々としながら、ようやく伊達の借上げに住めるようになったーなど、避難者がここにたどり着くまでの状況は全く違うという。
お茶会は市と町の社会福祉協議会メンバーらが盛り上げ、殆どが初対面にも拘わらず室内には大きな笑い声が響いていた。避難生活者にとってストレス発散や同郷人とのコミュニケーションは欠かせない。一方で、参加しなかったり、参加できない事情を抱えた人たちがいるのも事実だ。そうした町民らへのフォローも大切なケアで、課題はまだまだ山積したままだ。
レポート：西澤 拓真｜情報レンジャー＠福島