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地域を超えた友好高校協定

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地域を超えた友好高校協定

仙台市 - 2013年01月09日

福岡県立修猷館高等学校・東北研修旅行2日目の午後、宮城県仙台第一高等学校の体育館へお邪魔すると、修猷生が一高生と交流会を行っていました。とても賑やかで、初対面とは思えないほどみんな打ち解けていました。

この研修旅行は、震災一年後の去年から始まったもの。被災地研修だけではなく、スキー研修と合わせた3コース用意されていて、それを修猷生が自分たちでコースを選択してきたそうです。参加生徒393名のうち、258名が被災地訪問が組み込まれたコースを希望してくれていて、とても驚きました。

仙台一高との交流会のほかに、1日目は石巻のがれき置場見学や地元企業への訪問など。2日目は名取を拠点とするNPO法人・国際NGO ロシナンテスさんの紹介で、岩沼の有限会社やさい工房 八巻さんや名取の株式会社佐々直さんなどで農業作業や震災の体験談などを聞いたりするものでした。今回、取材させてもらったのは八巻さんでの農業作業と、この交流会です。

交流会のテーマは「復興について…」。19のグループに分かれて、一高生から震災時の体験談を聞いている修猷生はとても真剣。話を聞くことで少しでも気持ちを共有できたのではないでしょうか。話し合いが終わったあとに、自由時間があったので何人かの生徒に交流会の感想を聞いてみたのですが、音声に不具合があり、文章での紹介となります。

「すごく楽しかったです!もう友達になりました~。またみんなに会いに来ます。」、「研修旅行がなければ、こうして一高生と仲良くなるチャンスはなかったかもしれない。本当に来てよかったです!」、「一高の団長、かっこよすぎ!」など、みんな興奮しながら話してくれました。

修猷館高校と仙台一高は、この日「友好高校協定」を結びました。互いに助けあい、いつまでも友好関係が続くことを生徒一人一人がしっかりと誓い合う、素敵な交流会でした。

福岡県立修猷館高等学校

レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城