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日和田双葉仮設餅つき大会で

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日和田双葉仮設餅つき大会で

双葉町 - 2012年12月22日

何時も近くを通るたびに人の気配がなく「住んでいる人はいるのだろうか?」と気になっていた、郡山市日和田町の双葉町仮設住宅。そこで小樽より、2年連続で「餅つきボランティア」が来ていると、喜久田町仮設の天野自治会長さんから紹介され取材しました。

この日は、雨が雪に変わるような寒さの中、北海道よりトラックごとフェリーで来られた、ログハウス住宅設計施工・株式会社トベックスさん達が、慣れた手つきで臼と杵で餅つきをしている最中。「私達を取材するより被災者の方の話を聞いてあげて下さい」と促され、世話人の小林テイ子さん案内の元、館林敏正さんが応じて下さいました。

日和田仮設には自治会長はいません。なぜなら10数件しか入居世帯がないからです。仮設住宅自体は全部で122戸。それで夜に前の県道を通ると真っ暗で、誰もいないように見えたのです。

不人気原因の一つは、近くに県中浄化センターがあり、黒いビニールで覆われた汚泥は夏の夕方になると、ひどい悪臭を放つそうです。また、小高い山や空き地が多い事などから比較的線量も高く、入居率が悪いのだと言います。

今回初めて知ったのですが、仮設住宅入居の前には、自治体がアンケートを取り、大体の目安で仮設住宅は建設されました。しかし借り上げ住宅にも補助が出ることになったために、希望者は借り上げが無理な場合もあるので、取りあえず仮設に申し込んで、キャンセルした人が多かったようです。

大きな仮設で、コミュニティを期待して入居した館林さんの観点からだと人数的には期待はずれでしたが、餅つき大会に大部分の世帯が出席し、肩を並べて美味しいつきたてのお餅を食べている姿は、少人数らなではの強い信頼関係が築かれているように感じました。

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島