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避難生活者と話して分かった

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避難生活者と話して分かった

飯舘村 - 2012年12月19日

3.11の大震災が引き起こした原発事故以来、伊達市に避難している飯舘村民の集まりに東京の大学生ボランティアが訪れて会話や体操などで交流した。

年の瀬の19日、飯舘村社会福祉協議会主催の「第6回伊達方部お茶会」が市の保原公民館で開かれ、借上げ住宅で生活する40人以上の村民が集まった。会場入り口には袋詰めのハクサイが山のように積まれ、近所の農家から借りた畑で村民が育てたものだと紹介された。園芸療法を兼ねたプログラム“こころのケア”の実践で、出席者に配られて好評だった。

慣れない借上げ生活の中で、一番心配なのが“とじこもり”だ。精神的にも身体的にも心配は尽きず、前向きに過ごしてもらおうとさまざまなメニューを考えては健康管理に努めている。万歩計を携帯しながら自分で運動量を確認したり、リラックス体操のインストラクターに指導を受けたりと盛りだくさんの取り組み。お茶の先生からは抹茶をいただき、血圧測定では記録を付けて異常の早期発見にも心を配っている。

ボランティアの学生は村民の中に入って声をかけ、いろんな話に耳を傾けては「知らないことばかりだったー」と言う。東京に帰ったら、感じたこと分かったことを学生なりに発信したいと感想を話していた。飯舘村、福島を忘れないように、風化させないようにと思うばかりである。

 

レポート:小野清隆|情報レンジャー@福島