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除染ヤロウ!
福島市 - 2012年12月04日
除染ボランティアが集まった「福島元気祭」を取材した。
NPO法人オンザロードが12月1日から10日間、毎日約100人、延べ1,000人を送り出す除染活動。福島市大波地区にボランティアを派遣、県や復興庁と協働で取り組んだ作業は、男性が主体となり除染活動をする大プロジェクト。意欲ある熱き有志が全国から集結した。
取材の日は活動４日目。我々助けあいジャパン福島支部の若手スタッフ西沢拓真隊員、東京からのボランティア浜中圭助さんをはじめ県内外の大学生など北海道から沖縄県までの約80人が、冬枯れの田んぼの草刈りと枯葉集めに汗を流した。
オンザロード理事で事務局長の伊知地亮さんの説明では、昨年から県と福島市と協働による除染活動の方法を模索していたという。ようやく参加人員や行動日に目安がつき、実施にこぎつけた。今回の活動はスタートに過ぎないし今後は業者や行政とスクラムを組んで技術向上を図り、息の長い活動として取り組んで効果を上げたい。福島の人の励みになって環境改善もできればーと期待を込める。
除染は、「やる」「やらない」を含めて賛否両論がある。しかし、何もしなければ何の変化もない。県内外の熱い思いを抱いた人が福島のために汗するこの活動を通し、何かをしたい人たち同士の交流が育まれ、福島の未来に向かって新しい希望が生まれるのでは、と期待が膨らんだ。
NPO法人オンザロード 福島元気祭はこちら
レポート：鈴木さとみ 情報レンジャー＠福島