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若者へ除染の姿見せてヤロウ

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若者へ除染の姿見せてヤロウ

福島市 - 2012年12月04日

復興庁と環境省、福島県とNPO法人オンザロードが12月1日から10日間に渡って繰り広げた大掛かりな除染作業。「福島元気祭」は1日100人、延べ1,000人の男性ボランティア(一部女性含む)を募集して実施された。取材した4日は火曜日という平日、しかも雨にも拘らず県内外から約80人が取り組んだ。

北海道苫小牧市から参加したという神田英俊さんに話を聞いた。神田さんはオンザロードを通して東日本大震災後、宮城県石巻市でボランティアに参加、オンザロードの高橋歩(あゆむ)理事長とも交友がある。今回は石巻とは事情が違っていたが、最終的には地元の人も普通に生活しているし自分は40歳を超えて放射線の健康影響も低い。ここで「若い人にその姿を見せよう」と、足を運んだという。

大きな荷物を抱えて前日の3日に福島入りした神田さんは、ある飲食店に立ち寄って店の人と話を交わした。店の人は、除染作業のボランティアで来たと知ると、「私たちのために本当にありがとう」と感謝の言葉を何度も言ったという。福島の人は放射線を何とか片付けたいと気にしている、しかし思っているけれどそれができない、とても複雑な環境なのだろうーと話す。

現在、県内の空間放射線数値が高い場所で暮らす人たちは、見えない放射線に多大なストレスや健康不安を抱え、1歩を踏み出せない人が多いように思う。神田さんのように県外から自費で除染活動に手を貸してくれる熱い思いをもった人たちが、連日のように福島を訪れている。福島県外から向けられた個々の励みの力は必ずや大きな力となり、福島に暮らす我々の復興の足がかりとなるーと強く信じる。

 

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レポート:鈴木さとみ 情報レンジャー@福島