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被災地の真実を全国へ発信

3.11の津波に遭遇しながらも翌日には、いわき市の被災地を取材し撮影に奔走した... - 2012年11月20日

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被災地の真実を全国へ発信

いわき市 - 2012年11月20日

3.11の津波に遭遇しながらも翌日には、いわき市の被災地を取材し撮影に奔走した。被災者の立場に立って市内の現状を、写真を通して発信し続けるフォトジャーナリスト高橋智裕さんに話を伺った。

いわき市薄磯海岸沿いの住宅街一帯は、家の土台しか残っていない。ここは震災以降、特に何度も訪れているという。当時は被災者の辛く悲しい痛みや惨状を取材しながら、自らに重くのしかかる沈痛な思いを消化することができなかったという。

被災地を案内しながら、1枚の看板を見て怒りをあらわにした。『原発反対』の看板だ。薄磯は多くの住宅や生き物の命を津波で失った。遺族や被災者の心情を踏みにじり、家の土台の上に看板が立てられたことに怒りを感じていた。「天災と人災を一緒にしてほしくない!」と言う。

「ここはまだ復興していない! 現地のメディアが被災者の声を全国に発信すべきである。メディアに見合った話を伝えるのではなく、もっと現実を伝えるべきだ。支援についても、物資や炊き出しなども大切かも知れないが、被災地に来て自分の目で現地を見て欲しい」と訴える。

震災当時、辛い現実の中から子どもたちは時に笑顔を見せ、大人を励ましていたという。この悲痛な現実を受け止めた子どもの未来を、大変気にかけていた高橋さん。これからも遺族や被災者に寄り添い、真実の声を全国へ発信し続けてくれるだろう。

フォトジャーナリスト高橋智裕公式サイト

レポート:石塚通|情報レンジャー@福島