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除染後は緑あふれるハーブ園

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除染後は緑あふれるハーブ園

郡山市 - 2012年11月19日

8月に大規模な除染活動を行った郡山市の小原田小学校。除染やその後の取り組みについてPTAの瀧田勉会長に話を伺った。

震災に伴う原発後、校庭の表土除染は行政が実施したが、中庭や廊下の踊り場などは作業対象外だったため、子どもの安全を考え父母や先生が協力して除染を行った。138年の歴史を誇り子どもらを見守ってきた、樹木も切り除かれることになり寂しい思いもしたという。

まず行動を起こす事が重要と話す滝田会長。除染には教職員とPTA会員約300世帯が取り組んだ。もちろん活動は全員が賛成という訳にはいかなかった。何度も会議を重ね、最終的には子どもへの安心度・安全度を高めていこうという意見で一致した。その結果、中庭の表土は除染前0.5μSv/hが、除染後は0.1~0.2μSv/hまで下がったという。

滝田会長は地元でよく知られたハーブインストラクター。除染を終えた中庭には線量を測定しながら、子どもらと一緒にハーブの苗を植えた。土と触れ合う屋外授業やクラブ活動で育てたハーブを使った料理を作ったり、学校活動にも取り入れていく方針だ。もちろん、除染をしたら終わりではない。次に繋がる活動として、試験的に植えられたハーブの成長を子どもらも楽しみにしている。

ハーブの花が咲き誇り、おいしいハーブティーが待っている来春、また取材に訪れたい。

レポート:石塚 通|情報レンジャー@福島