笑顔の埼玉ブラウンライス

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郡山市 - 2012年11月09日

郡山市に設けられた「富岡おだがいさまセンター」から、何とも言えない癒やしの音楽が流れてきた。ブラウンライス（玄米）のユニットで、メンバーは玄さんと米さんの二人。この日は郡山市のファンが被災者のために、と企画した無料コンサート。

米さんは以前、テレビで癒やしのα波を出すミリオンヒットボーカリストに認定されたという実力の持ち主で、玄さんの語りは天下一品！　取材中も笑い声に包まれた。玄さんはかつて、レイチャールズジャパンツアーのチーフサウンドエンジニアを務め、その後は国内外ミュージシャンのツアーも担当しているという。

埼玉から来たブラウンライスは大人を対象としたコンサートのほか、子どもたちにも癒やしを届けたいと活動している。「要望があったらどこにでも行きます。無料です」と言う。BrownRiceファンクラブ東北　非営利団体の玄米クラブ東北支部の佐久間康子副支部長らが協力を申し出ている。

公共施設に音楽を聴けに行けないような母子にこそ、今は支援が必要なのではないか。放射能を気にする子どもたちの運動不足を懸念する2人が、運動とマッサージ、わらべ歌を提供する活動です。

映画のエンディングテーマ「安曇野」などもリリースしたブラウンライスの2人。笑顔が印象的で、癒やしの音楽だけではなく幸せも頂きました。

ブラウンライス：ホームページ
非営利団体玄米クラブ：ホームページ

レポート：安田希代美　|情報レンジャー＠福島