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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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春の福島の桃源郷を思って
福島市 - 2012年11月08日
本格的な雪のシーズンを前に、福島市が全国に誇る花見山公園は、周辺を含めたクリーンアップ作業に追われている。
「我々 はボランティアで活動しているが、ボランティアは相手のニーズに合わせるの一番重要です」と強調するのは、NPO花見山を守る会の髙橋真一代表。守る会は 花見山の整備に力を入れる一方、付近の農道整備などにも協力している。周辺の農家が高齢化や後継者不足に悩まされていることから、「農家の人たちもサポー トして共存したい」という精神。
東 日本大震災、それに続く原発事故から、会員らは公園周辺の草刈りや整地などにも放射能を気にしながら取り組んでいる。作業内容はほとんどが“除染”と変わ らないが除染という言葉は使わない。除染しているーなどと言うと「放射線量が高い地区だったんだ」と言われ、来春の観光客の出足にも響いてしまうという考 えからだ。
木枯らしが吹き荒れる日も髙橋さんら守る会の会員らは、手分けしながら花見山公園の整備に余念がない。暖かくなった春の“ふくしまの桃源郷”を思い浮かべながら・・・。