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いわき市 - フォトリポート 復興計画

湯の街 復興学園祭

まばゆいばかりの秋の日差しが降り注ぐ中を、楽しそうに走り回る子どもたち。その合... - 2012年11月4日

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湯の街 復興学園祭

いわき市 - 2012年11月04日

まばゆいばかりの秋の日差しが降り注ぐ中を、楽しそうに走り回る子どもたち。その合間で笑顔を絶やすことなく、丁寧に対応する高校生ボランティア。11月4日にいわき湯本温泉一帯で催されたイベント『湯の街 復興学園祭』だ。湯の町湯本で育った子どもたちが大人になり、今はその子どもたちが祭りを楽しんでいる。

祭りのきっかけは、子どもたちが外で元気に遊ぶ姿を取り戻そうという狙いで今年は11回目。年々認知度も上がり、参加者も増えて内容も盛りだくさんになった。子どもたちにとって待ち遠しい秋の恒例行事になっている。

今年は市内に避難している富岡や楢葉、双葉の各町民らも大勢訪れた。ある母親は「町には早く帰りたいし、子どもの傷ついた心が一番気掛かりー」と言う。しかし、安心だといえる情報がないと顔を曇らせる。そして、「家ではあまり笑顔を見せない子どもも、こうしたイベントやスポーツ少年団で野球をしているときだけ見せるんです」と打ち明けた。「湯本に避難していい仲間に出会い切磋琢磨し、良くしてもらって感謝してます」とも。

「我々大人も昔を思い出して楽しみたいので、外部の企画・演出のプロに敢えて依頼しません」と言う安島規裕実行委員長。企画会議の段階から皆、和気あいあいで楽しんでいるそうです。地元の中学生は合唱や吹奏楽の演奏、市消防署はしご車の試乗会、プロレス試合なども大にぎわい。湯本高生は今や伝統ともいえるボランティアスタッフとして、各ブースで活躍した。学生当時はボランティア、大人になった今は実行委員として関わる人も多い。かつてのにぎわいを取り戻し、被災者の心も癒やす素晴らしいイベントでした。

 

レポート:高木千香子西村恵理子/電子回覧板担当