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安田 希代美
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放射線を親子で知ろう！
福島市 - 2012年11月04日
放射線ってどういうもの？ どんなことに気をつければいいの？
福島駅東口にある除染情報プラザへ出向いた。取材した日は親子参加の「放射線に負けない生活を学ぶ」ワークショップの開催日。親と子が一緒になって、放射線って一体どんなもの？ 見えない放射能に対して日ごろから抱いている疑問を解決して今後の生活に生かしてほしいという狙い。
参加したのは小学２年、４年、６年の親子連れ３組。プログラムは、放射線について子どもに質問、内容を親子で考えた後、職員がやさしい言葉で丁寧に解説する。また放射線のセシウム、ヨウ素、ストロンチウムなどの元素をカードで説明。地図の上で放射線量の高い地点に印をつけたり、実際に線量計で計るなども体験した。知識だけではなく、気をつけたい食材や日常からどんなことを気をつければいいのかなどを教えてくれた。
日ごろ抱えている放射能への疑問は、知識を得る事によって避けるべき食品や行動が見えてくる。
福島で暮らす人にとって「放射線を正しく知って、正しく怖がる」ことは今後、自分の身を守る上で必要なことだ。放射線や除染の効果などを知り、疑問を減らして生活に取り入れる。取得した情報は友人や知人にも伝え、放射線に負けない生活スタイルを確立することも「新しい福島の生活スタイル」なのかもしれない。
