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サロンで今日も元気に

「今では教室がない日も自主的に集まって、サロンに来ることが楽しみの一つになって... - 2012年11月1日

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サロンで今日も元気に

いわき市 - 2012年11月01日

「今では教室がない日も自主的に集まって、サロンに来ることが楽しみの一つになっているようです」と、なこそ復興プロジェクトの舘敬代表は言う。

大震災後の昨年3月20日、炊き出しの申し入れを受けて初日は南の森スポーツパーク、2日目は湯本高校で活動した。湯本高では久之浜から避難した人たちが大変喜んでくれたのがうれしかった。その様子を見た時、自分の支援活動は炊き出しよりも身近なところにあるのではと考えたという。

4月9日にボランティアセンターを立ち上げ5月20日まで活動。4,200人のボランティアを受け入れて577のニーズを受諾、521件が処理できた。毎日の運営は50人のスタッフだった。6月6日からは津波避難者が借上げ住宅に移ったため、生活再建のための「なこそ復興プロジェクト」を立ち上げ、現在のサロン活動に取り組みを変えた。勿来地区では小浜、岩間、錦町須賀の地区が甚大な被害を被った。小浜と錦町須賀の公民館は無事だったが、岩間では公民館も流されたためサロン活動拠点を探してこの地に決めた。

サロンでは編み物、エコクラフトの教室、お地蔵さん作り、シルバーリハビリ体操などの活動を通して参加者の心のケアに取り組んでいる。今後は男性にも多く参加してもらえるようなイベントを考えている。

被害の小さかった者が大被害を受けた人のお手伝いをしようというのがコンセプト。これからもずっと被災者と向き合って活動したいという舘代表の思いが、訪れる住民の笑顔につながっていると感じた。

レポート:渡部 克彦|情報レンジャー@福島