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これからの減災教育

減災意識を広めて、死亡者ゼロにしたいと話してくださった保田さん。防災士であるご... - 2012年10月31日

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これからの減災教育

仙台市 - 2012年10月31日

減災意識を広めて、死亡者ゼロにしたいと話してくださった保田さん。防災士であるご自身も今回の津波で被災してしまったひとり。自身の経験から、減災に必要な知識やアイテムを商品化するなど、積極的に活動されています。

保田さんの他に、防災士会みやぎには50名ほどの防災士が登録しているそうなのですが、それ以外にも資格を持っている方はたくさんいて、その方たちにも入会してもらいたいと話されていました。また、防災士は日本防災士機構認証研修機関がとりまとめている民間の資格で、難しい試験など特にはないそうです。

震災から1年半が過ぎ、一番心配していることは「記憶の風化」だそうです。これまでも宮城は同じ被害を受けながらも、災害の恐ろしさを忘れ、正しく対策を立てられずにきてしまったことが、今回の被害を大きくさせた要因の一つになっているのではとおっしゃっていました。風化しはじめてきた今だからこそ、正しい減災・防災の知識を語り継いでいかなければならないのだと改めて思いました。

また、保田さんは東北大学で津波工学を研究していて、海外の津波被害国へも支援や減災対策に取り組んでいらっしゃいます。津波で一番怖いのは、「流速」。高さがないからと油断してはいけない、とのこと。

私たちは、ひとりひとり災害に対する備えを心がけなくてはいけないません。震災時の集合場所、連絡手段など家族の安否確認がしっかり取れるようにしておくだけでもいいかもしれません。それだけで二次被害者(消防士や救助隊の方など)の命も救われるはずです。

まずは、大切な人たちと話し合うことからはじめてみませんか。

レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城