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ふるさとの祭り室原の田植踊

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ふるさとの祭り室原の田植踊

浪江町 - 2012年10月27日

この情熱はどこから来るのだろうか? 県外にも避難している浪江町室原地区の保存会員は、地元の伝統芸能を守りたいという一心で何度も県内に戻っては、この日のために仲間たちと練習したという。10月27日・28日の両日、郡山市民文化センターなど県内3会場で地域伝統芸能全国大会福島大会「ふるさとの祭り2012」が催された。

このうち「室原の田植踊」は郡山駅前エリアで演じられた。会員の中には県外避難を余儀なくされているメンバーも多く、震災後はこの日が初めてのお披露目。6月から毎月2回の練習も全員が顔をそろえることは難しかったが、本番では一糸乱れぬ舞いを見せてくれた。

二百数十年前の天明の凶作で、困窮した農民がようやく豊作を迎えた時に感謝して喜びを表したことが始まりと伝えられ、五穀豊穣と家内安全・繁栄を表現している。このままでは数年後には伝統芸能の継承や復活は難しいと危機感を募らせて活動を再開したという。現在も大震災や原発事故で苦労している町民が、祭り本来の意味である喜びの踊りを、地元で迎えられる日が来ることを願ってやまない。

レポート・動画編集:安田 希代美 |情報レンジャー@福島