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椿が導くこと

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椿が導くこと

南三陸町 - 2012年10月26日

椿が導くことが有ります。子どもたちの心やお母さんたちの復興への参画。南三陸町志津川地区の将来の観光産業への寄与。そして、椿の並木に沿って逃げれば避難場所に辿り着く町づくり。

南三陸町に限らず、沿岸部に行くと、杉が立ち枯れている光景を良く目にします。それも、ある高さ以下の杉が枯れ、それ以上の高さの杉は今まで通り、青々としたままという奇妙な光景。塩害です。つまり津波。津波が到達した部分は枯れてしまっています。

そんな立ち枯れた杉の間でも椿の木は元気に生きていました。椿が塩害に強いのは、根で土を包み込むように生きているからだとか。そんな椿を復興の旗印にしようという工藤真弓さん。工藤さんは上山八幡宮の禰宜(ねぎ)という役職でもあります。

椿は様々な未来を内包しています。例えば、製品化が考えられます。椿染めや椿油は言うに及ばず、椿という木が志津川にとって象徴的になれば、それをモチーフとした製品も考えられるでしょう。当然、雇用も生み出しますし、また、それらを体験してもらう第六次産業へと波及するかも知れません。集客効果も望めます。

さらに、各所から避難場所への避難経路に塩害に強い椿を植えれば、平時は綺麗な花咲く椿の並木として、緊急時には避難場所への誘導路へ。町民はもとより、たまたま訪れている観光客等でも、椿に沿って逃げるだけで避難場所に到達できる町を作りだせます。また、その椿を植えるのは子どもたちやお母さん方。自分たちが復興の一助になるということを実感できます。

今は実現に向けてワークショップを開催しただけですが、その想いを工藤さんに語って頂いておりますので、是非動画をご覧下さい。

レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城