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避難先で癒しを提供

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避難先で癒しを提供

大熊町 - 2012年10月15日

あと数年は会津で頑張りたいー。そう話すのは会津若松市で喫茶店レインボーを経営する武内一司さんと夫人の久美香さん。武内さんは震災前、大熊町役場の近くで長年喫茶店を営んでいた。原発事故後は避難生活者となって避難所を転々、現在は会津若松市内の仮設住宅で暮らしている。

何もすることがない毎日の連続、近くを散歩したり何かやりがいを見つけようと必死だったが、日を追うごとに気分も滅入ってしまったという。大熊町で営業していたころの喫茶店は常連客はもちろん、ひとときの癒やしに訪れるお客でにぎわっていた。

当時を思い出す度に、仮設の中で心を休められる場所を作れないか、と営業再開を強く望んだ。しかし仮設での営業は難しくて断念。大熊町商工会の勧めもあって10月5日、会津若松市湯川町にオープンした。

その後は口コミなどで広がり、大熊町民や役場職員はもちろん、周辺からも多くのお客が見えるようになった。「あと数年はここで頑張りたい」この思いの先には、いつか必ず地元に戻って喫茶レインボーを再開したいという強い思い入れがあるのだ。

レポート:石塚 通|編集:渡部 克彦|取材:石塚 通千葉 胤典渡部 克彦|情報レンジャー@福島