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厚樫山

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国見町 - 2012年10月09日

福島県の北端、宮城県との県境に位置する厚樫山(あつかしやま)展望台から眺めた実りの秋。伊達市、伊達郡、阿武隈川一帯を展望してみた。昨年は実りの秋にも関わらず、東日本大震災や東電原発事故による放射能風評被害に泣かされた福島県。今年こそはとの思いで農家は精を出して除染し耕して行方を見守った。

近隣ではこのシーズンの風を“金風”とか言うらしい。一面黄金の稲穂を実らせた穀倉地帯には、紛れもない金風が復興の足並みのように流れている。

厚樫山は「阿津賀志山」とも書き、古くは「国見山」とも呼ばれた。現在は“タンガラ山”という愛称で親しまれている国見町のシンボル的な存在である。山は標高289.4mにすぎない低山である。麓を東北自動車道や国道4号、JR東北本線が束になって通り、交通の要衝ともいえる。

福島から宮城県に通勤していた当時、冬になると県境の山にクリスマスの電飾が輝いていた。見応えのある大きさで、町の青年たち有志が町おこしの一環として企画。毎年12月23日から元日にかけて「阿津賀志山ビッグツリー」として山頂から長さ100mの電飾ケーブルを何本も飾っている。冷夏で作物が大きな被害にあった平成5年(1993)からだというから20年近くも続いている。

一帯は野鳥の森となっておりバードウオッチングやハイキングのコースもある。4月上旬の山麓は、国見町特産のモモの花が咲き誇る。展望台からの眺望は見事で、東に阿武隈川や阿武隈山地、南西には吾妻・安達太良連峰、西は半田山を眺めることがでる。八百余年前には天下分け目の激戦が繰り広げられた合戦場も、モモの花のシーズンは日本に誇れる桃源郷である。

 

レポート:小野 清隆|情報レンジャー@福島

http://gigapan.org/gigapans/116895